なぜ、行動を起こせないのか?リソースの少なさを言い訳にしない「3つのルール」
「いますぐ会社を辞めて転職したい」。そんな願望を抱え、自発的に行動を起こす必要に迫られているのに、どうしても一歩が踏み出せない...。「行動すれば、現状は変わる」と、頭では理解していても行動ができなくて、現実を変える「機会」を逃してしまう...。
行動すれば現状が変わるという現実を目前にすると躊躇してしまう自分に、情けない気持ちと慰めの気持ちが交差する日々をお送りの方へ。言い訳をしないための「3つのルール」を持って、いよいよ、そんな自分におさらばといきましょう!
なぜ、行動を起こせないのか?
行動を起こせない理由として最も多い言い訳が次の3つです。「スキルがない」「時間がない」「お金がない」…ですが、これらは本当の意味での理由にはなっていません。
そもそも、スキルがなければ習得すればいいし、時間がなければ作ればよい。お金がなければ稼げばよいわけです。ですので、これらを理由して行動をしないというのは、単にリソースの少なさを言い訳にしているだけだと考えてもいいでしょう。
実際、行動力のある人は、行動するために必要だと思われる要素がなくとも、行動しています。
行動力のある人は、みなさんの身近にもいらっしゃるかと思いますが、そんな実例が一般的なところにあることからも、『「スキルがない」「時間がない」「お金がない」から行動を起こせない』というのは、単に言い訳に過ぎないということを証明してくれます。
リソースの少なさを言い訳にしない3つのルール
それでも、『「行動力」がある人には、行動する「気力」があるじゃないか!』と、まだ言い訳をしてしまう我が心に喝を入れたければ、次の3つのルールに従って、客観的に行動を「作業化」してみることをおすすめします。
リソースの少なさを言い訳にしない3つのルール
【その1】
優先順位を決める
なにはともあれ、優先順位を決めること
「思い描く未来を現実にするためにやるべきこと」を洗い出し、そのひとつ一つに優先順位を決めれば、あとはそれに従ってやるだけですので、これで全ての言い訳が出来ない状態を作ることができます。
例えば......
全くの未経験だけれども、昔から憧れていた職業に転職したい場合
真っ先に考えるのは「スキルがない」ことだと思います。スキルがなければ身につければ良いだけの話なので、「どのようにクリアしていくか?」を考え、今の自分が投資できる時間とお金の範囲内で、できることを洗い出します。
すぐにできることは、
情報収集をする
本を読む
コミュニティに入る
独学が苦手ならば、
専門学校で学ぶ
短期のセミナーや講座を受講する
時間が惜しければ、
未経験からでも雇ってくれる会社を探して応募する
条件的に厳しければ、憧れの業界に、別の職種で入り込み、貢献しながら、本命に近づいていくという手もありかも…
など。
何事もそうで、いきなり憧れの職業で、独立してバリバリ稼ぐことはできませんが、このように、小さくとも何かしらアクションを起こしていくことで、未来が広がっていき、行動力も高まってきます。
人は出来ることしか出来ない
余談になりますが、多くの人がやる事がいっぱいあり過ぎて、どれからすればいいのかといって頭を悩ませているケースもありますよね。
しかし、実はそうなっている時点で、既にやり方や考え方が間違っているという事が言えると思うんですね。
どんなにやるべきことが多かろうとも、優先順位を決めて、その高い順番にやっていくしか方法はありません。人は出来ることしか出来ないわけで、どれだけ考えても出来ない事はできません。
ですから、悩みの根本は「優先順位の問題である」ということに、集約されるのです。
リソースの少なさを言い訳にしない3つのルール
【その2】
「やり方」を変える
「やり方を変えてみる」ことはとても大切です
基本的に「何事も、やり方が決まっているものだ」という考えは捨てた方がいいでしょう。常に「もっといい方法があるのではないか?」「もっと効率的な方法はあるのではないか?」と考えていくことが大切です。
やり方が変われば、優先順位が変わることもあります
また、効率を考えれば、自分ではなく人に任せるという考えも出てきたりして、さまざまな選択がある事も分かってくるでしょう。
やり方を固定してしまって、それ以外は受け付けないという事になると、思考が硬直化してしまいます。その結果、意味のないことを繰り返していたり、非効率なことをしていたりして、徐々に「行動する気力」が失せていきます。
こうなってしまうと、もはや優先順位を決めて行動する「作業」さえも、進めていくことが厳しくなってしまいます。
そういう意味でも、柔軟に「やり方」を変えていくことは、行動しやすくするためのカギでもあります。
リソースの少なさを言い訳にしない3つのルール
【その3】
優先順位とやり方を設定したら
「失敗を買いにいく」
「優先順位」と「やり方」を決めたら、未熟でもやってみましょう
場合によっては失敗をするかもしれませんが、それがいい経験となって「さらにどうするか?」を考えられる材料になっていきます。
良くないことは、考えているだけで実行が伴わないケースです
実行して初めて分かる事は実に多くあります。考えたことを実行する際、失敗をすることで、次にその経験を活かせばいいわけです。失敗は失敗そのものが問題なのではなく、その失敗を後に活かすことが出来ていない事が問題になると考えるようにしましょう。
また、やるべきことを細かく洗い出し、行動できるレベルに落とし込んだ「やるべき作業」というのは、今の自分が熟考した「こたえ」なわけですから想定外の失敗にはならないはずです。
実行しなければ失敗をすることもない
とにかく未熟でもいいのでやってみるということもしてみるべきです。
多くの人がこの段階で止まっていることが多いので、なかなか前に進まないのです。
まとめ
時に人は、願望を刺激したりマインドセットしても動けない場合があります。それでも「行動できない」を「行動できる」に変えるには、客観視することがポイントです。
言い訳してしまう自分の気持ちに寄り添い、優しく自問自答しながら、容易い作業に落とし込んで、まずは、小さく動きはじめましょう。
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