誰にも言いたくない「職場の人間関係のストレス」とどう向き合えばいい?自分ひとりで解決するための考え方
人生色々。置かれている状況も十人十色。時には、人間関係や仕事で悩むこともあるでしょう。また、悩んでいるけれど「悩んでいることは誰にも言いたくない!」という悩みも出てくるでしょう。理由はなんであれ「誰にかに相談をしたいけれど、どうしても話したくない」という心理的な壁は、本題と向き合う以前に、そのことで大きなストレスになってしまいます。
「誰にも言いたくない」という問題を何とかして解消したい....。さて、どうすれば良いのでしょうか?
こんな時におすすめなのは「デザイン思考」です。
相談ではなく「質問」というスタンスにすると、
話しやすい
デザイン思考とは「ターゲット(当事者)に意識をフォーカスして考えること」です。
自分事にも応用できます。
早速やってみましょう。
Design Thinking :1
まず、ストレス要因を全て洗い出す
例)
価値観が合わない同僚との雑談が苦痛。距離を置きたいけど離れられないのが苦痛。距離を置いたら「ひとりぼっちになってしまうのではないか」という不安。仕事の話ではないので上司に相談できない。他のみんなは楽しそうにしているので同僚には言えない。人間関係が理由で自ら転職はしたくないジレンマ。など
このように洗い出していくと、何かアクションを起こしたいけどできないという状況にストレスを感じていることがわかります。
Design Thinking :2
さらに、この中から本質的な要因を探っていく
何かアクションを起こして現状が変わればストレスはなくなるのか?自問してみましょう。
例)
価値観が合わない同僚と雑談しない!と決め込めば、ストレスはなくなる?
距離を置きたいから同僚か自分が退職すれば、ストレスがなくなる?
悩みを上司や他の同僚に相談すれば、ストレスはなくなる?
現状のままでも給料が上がれば、ストレスはなくなる?
この時に重要なことは頭であれこれ考えるのではなく紙に書き出して考えることです。紙に書き出してみると主観ではなく客観視できるので冷静な判断ができます。
Design Thinking :3
次に、上で書き出した自問に対してYES,NOで答えていく
これでだいぶ頭の中が整理されてきます。
ここまで整理できたら本質的な要因が浮き上がってきますので、その要因を解決するための方法を探したくなってくるはずです。
例えば、
価値観が合わない同僚と雑談しない!と決め込めば、ストレスはなくなる?→NO
距離を置きたいから同僚か自分が退職すれば、ストレスがなくなる?→NO
悩みを上司や他の同僚に相談すれば、ストレスはなくなる?→YES
現状のままでも給料が上がれば、ストレスはなくなる?→YES
このような場合は、誰にも言いたくないと思っていたけれど、実は、「誰かに話しを聞いて欲しい」という願望があることが解ります。さらに言えば、誰かに相談することで「距離を置くための措置」がなされることに期待する、ということです。
「質問」を用意して、相談してみましょう
上の例とは逆に「2. 距離を置きたいから同僚か自分が退職すれば、ストレスがなくなる?→YES」であれば、転職やフリーランスになることを念頭において、社外の専門家に相談すれば良いでしょう。質問が明確になっているので、誰に何を相談したらいいか?で悩むこともなくなりますよね。
まとめ
誰にも言いたくないと思っていた悩みも、気持ちを書き出して客観的に観ていくことで「悩みの根幹」に辿り着きます。すると、「悩み」が「疑問」に変わるので、然るべき人に「相談」することができます。
結果、“誰にも言いたくない”という悩みそのもの自体は、一人で解決できたことになります。
めでたし、めでたし。
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