「仕事の相談、誰にしよう?」と迷わないために。論理的思考を身につけよう
仕事に悩みはつきものですよね。悩みの種類も多種多様で、答えはケースバイケースであるが故に、解決方法には「コレだ!」という決定打はないのが実情です。
ですが、悩みや問題の糸口さえみつけることができれば、大方、解決してしまいます。なぜならば、「誰に何を相談すべきか?」を適切に判断することができるからです。
この記事では、「仕事の相談がしたい」と思ったときにやるべきことと、「仕事の相談、誰にしよう?」と迷わないために日常的にできる論理的思考の身につけ方ご紹介します。
やるべきことはただひとつ「現状把握」すること
仕事に限らずですが、悩みや問題を解決するためには、一にも二にも「現状把握」することがもっとも重要です。ですが、この「現状把握」が苦手だという人は多いようです。
単純に「慣れていない」という理由が一番だと思いますが、加えて「事実に向き合い、深入りする作業」がとても億劫で、場合によっては傷つくこともあるので避けて通りたいのが一般的な人間心理だと思います。面倒くさくて、傷つくことを、積極的にしようと思う人のほうが少ないのは当然かもしれません。
ですが、その面倒や恐れを受け入れてでも、深入りすることで得られる「益」や「快」は大きいのも、また事実なのです。
現状把握するために「論理的思考」を身につけよう
「現状把握」して「適切な相談相手を見つける」ためには、論理的思考が必要になってきます。
だからと言って、すぐに身に付くものではないですし、お金で買えるものでもありません。それでも、地道に訓練を重ねていけばいくほどコニュケーション力はUPしていくもので、手応えを感じることができるでしょう。
コニュケーション力は、自分自身の悩み解決へ導くだけでなく、あらゆる仕事に活かせます。
では、どうやって身につけるのか?
普段の生活の中でできる訓練方法を3つ紹介します。
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訓練方法:①
自分や他人が使っている「言葉」に対し、複数の意味を考えてみる
(例)仕事辞めたい
■複数の意味を考える
・何か不満があって改善を訴えている
・意識高い系と思われたくない
・本当に辞めるので前振りをしているのかも...
訓練方法:②
日常で起こる様々な出来事に対し、その事実を確認しながら自分なりに解釈してみる
(例)キャッシュレス化が進んでいる
■事実確認:
・行った先のお店でお客さんの行動をチェック。
・家族や友人知人に聞く。
■解釈:
・消費税などで小銭が貯まるし、使いたいけど使う時にレジ前でモタモタするのも格好悪いし、計算するのも面倒。
・世の中で情報が浸透してきて電子マネー使っている人もみかけるようになり、キャッシュレスの不安よりも利便性のほうが上回ってきているな。
訓練方法:③
世の中のニュースを見て、自分の考えをまとめてみる
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これらに加えて、さらに「自分のメディアを持って、自分の意見を発信すること」によって、より強化することもできます。また、余力がある人は、ブログやSNSなどを活用されることをおススメします。
まとめ
いかがでしたか? 筆者もまだまだ論理思考の訓練・修行の身ではありますが、想像してみてください!仕事や人間関係のトラブルを「解決する思考法」を身につけた自分を...。
少しずつ日々訓練をしながら論理的思考を身につけて、ストレスフリーな生活にも一歩一歩近づいていきましょう。
◆おすすめ書籍のご紹介
<「考える力」と「伝える力」を身につけるための7つの訓練法>
「発信力」の磨き方 実践編 /上田昌孝(著)
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