ストレスフリーな時間が増える「コンセプトがある暮らし」って、どんな暮らし?
「ストレスフリーな生き方」をGoogleで検索する時代
ストレスフリーな生き方を模索する人が増えています。「ストレスフリーな生き方とは?」という問いや疑問の答えを求めて、Googleで関連する言葉も含めて検索すると、沢山の記事がヒットして出てきます。
「ストレスがない生活を送りたい!」と願うことは、私たちの普遍的なテーマではあるのですが、これまでGoogle検索キーワードとしてはマイナーな言葉でした。(つまり、発信者側からすると「穴」だったわけですが…。)
しかし、情勢が大きく変わりました。「人生100年時代」の浸透、「働き方改革」の推進により「ストレスフリーな生き方」というキーワードがインターネット上に溢れかえっています。さらに今年、2020年はコロナ禍によってこれまでの生き方を問い直さざるを得なくなり、生き方の模索は日常化となりました。
なぜ「ストレスフリーな生き方」を検索するのか?
なぜ、私たちは「ストレスフリーな生き方」を模索し、Googleにその答えを求めるのでしょうか? おそらく、それは「解らないという不安を埋めるため」であると思うんですよね。
人はそれぞれに、個人の置かれている環境や状況、または立場などによって「ストレスフリーな生き方の定義」が違い、ストレスを解消するための解決方法は多岐に渡ります。よって、情報が多様に存在するということは、自分に適した情報を取得しやすくなったということでもあるので、それはそれで、すごく良いことだなと思っています。
ただ、自分が抱えているストレスの「要因」は解っていても、その問題を「どのように解決(排除)したら良いのか、その方法がわからない」という「不安」が一番のストレスなわけです。
ですので、この「根っこの部分(解らないという不安)が何ものなのか?」を理解することができたら、大半のストレスは解決したも同然なのです。
実は、人間の頭の中の大半は
「要らぬ不安」で埋められている!?
「わからない」ことが「わからない」ということは、非常にストレスになります。
勉強がわからない、仕事のやり方がわからない、そして、相手の本心や考えていることがわからないという人間関係の悩み。
自分のことがわからない、他人のことがわからない。人間は「わからない」という状況に、ことごとく弱い生き物です。
さらには、人の心だけでなく自身の進路に関してまで「新しいことに挑戦したいのに、失敗が怖く行動できない(将来がどうなるか解らない)」と自分で自分にイライラすることもあり、悩みはつきません。
以下は、有名なストア派哲学者のセネカの言葉ですが、思わず「確かに!」と膝を打ってしまいます。
「我々は現実よりも想像の中でより苦しんでいる」
この「想像で苦しむこと」を回避する方法はないものでしょうか?
「在り方(コンセプト)」が選択をシンプルにしてくれる。
不要な迷いや悩みがない暮らしの実現へ
要らぬ不安(想像)で苦しまないためには、「自分らしさとは何か?」と自己理解を深め、「在りたい姿」を基準に定めることです。
「どう在りたいか?」から基本的な方針を打ち出していくこと。
それが、どんな時も揺るがない行動原理となり、自信や勇気を与えてくれます。
「コンセプト」を持つということは、将来が「楽しい世界」として見えてくるので、要らぬ不安に教われることがなくなります。
まとめ
ときに「一度決めた方針は変えてはダメ」と考えがちですが、窮屈に考えることはありません。また、「方針は一つでなければダメ」というものでもないので、最初はいくつかの「在るべき姿」を並行して置きつつ、少しづつ考え方をブラッシュアップしていけば良いと思います。
「コンセプト」は、それを考えただけで、そのことを想像しただけで、ワクワクするもの。
キーワードは「ワクワク」です。
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